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小説もどき

屋上から誰かが飛び降りようとしている。すると、僕はたまたま偶然そこにいた。それなのに男はこう言ってきた。
「止めたって無駄だからな!! 俺は死ぬんだ!!」
私は口元を緩めてあざ笑うように言った。
「はぁ?死ねば?」
「えっ.....」
「死ぬ勇気もねえくせに簡単に死ぬとか言ってんじゃねえよ。この時間帯人がくるの知っててやってるんだろ。それともなんですか?自分は弱いから誰かに止めて欲しい。誰かに救いを求めているのです!! ああ! 神様!!みたいな感じに思ってんの? 馬鹿じゃねえの?」
「そんなこと思っているわけないだろ!」
男は叫んだ。僕はどうでもいいから続けた。
「じゃあなにしてんの?」
「自殺だ」
「えっ、そんな簡単に自殺とか言うんだ! お前リスカしたことある? 錠剤大量に飲んだことある? 不安発作起こしたことあるか? ねえだろ?」
「っ......」
「精神病って言われた覚えあるか。僕は働きたかったのに、働けない状況になった僕の気持ちがわかるか。甘ったれてんじゃねえよ。クズが。悲劇の主人公気取りしてんじゃねえよ!!」
「悲劇の主人公気取りなんかしてな」
「どうせお前ら全員こう思っているんだろう? 僕は偉い、食事も十分取れるし、働ける。普通の野生動物よりも偉い存在だって、寿命迎えるまで死ぬわけないって」
「違う」
「寿命迎えるまでだから、何度過ち犯しても大丈夫っておもってんだろ。見え見えなんだよ。お前の考え」
「違う!!」
「じゃあ飛べよ」
「えっ?」
「飛べよほら」
僕は催促をした。
「わ、わか......った」
落ちるか落ちないかのギリギリのところまできた。ああこいつの人生はここまでか。と思っているとこいつは怖気ついたのか叫び声をあげながら逃げ出していった。

「ーーーーああ、仲間が増えると思ったのに」

僕は今日も誰か死ぬのを待っている。

終わり
会話文だけになってしまった.....
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